ODM生産している、革製のツールボックスにはシリアルナンバーが付いていますが、今回で #069 となりました。
そして今回のロットは新色、可愛い チェリー です。 天板と底板用に、厚さ1.5mm のステンレス板を使っています。 板はネットで手に入りますが、固定用ネジの穴空けや、面取りなどは自分でやっていました。 とはいえ、自宅にボール盤が無いため、材料を持ち込みできる工作室をレンタルし、備え付けのボール盤で穴を空けていました。 しかし、今まで何枚も穴を開けてきたのに、今回は思うように開きません。悪戦苦闘の末、ドリルの刃を4本も折ってしまい断念しました。 毎回同じステンレス板(SUS304)を購入しているのに、今回は硬度が違うのか?と思い、販売元に問い合わせしたところ「硬度の誤差はJIS規格範囲内」との答えで、自分での加工は無理だと諦めました。 近くで持ち込みの材料に加工をしていただける金属加工業者さんを何軒か探し、唯一返信をいただけた、精密機械の部品を作っている会社が、快く対応していただけました。 工場にはCNC切削機械が所狭しと並んでおり、シャーリング板にボール盤で穴開けするのは、明らかに手間と時間のかかる作業ですが、嫌な顔ひとつせず、利益にもならない工賃で真摯に対応していただけました。 また、ボール盤での穴開けのコツなども教えていただけ、穴開け作業以上の収穫を得ることができました。
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