エルベ シャプリエのリュックに裏地をつけるご依頼を受けました。
ルーズなシルエットでラフに使え、私も使っていたことがありました。 このリュックには裏地がなく、ナイロン生地の裏加工の加水分解が進むと、ウレタンの細かなカスが荷物に付着してしまいます。 これでは愛着があっても、長く使い続けられません。 前胴のポケットには裏地は必要なさそうですので、本体だけ裏地を付ける事にします。 裏地の記事は生成りの綿オックスにしました。 生地を傷つけないよう、無理な力を掛けず、一目一目確認しながら糸を切ります。 全て解体しファスナーのスライダーを外すと、比翼の付いたファスナー台と本体の2つのパーツに別れます。 歪みがあったので、念の為アイロンをかけました。 今回は裏地にポケットなどの追加の作業が無いので、そのまま解いた生地と裏地を重ね、仮縫いした後、元通りに復元させます。 裏地を綿オックスに替えた影響のゴワゴワ感もなく、裏地をつける作業ができました。 前回のショルダーバッグ同様、材料費はそんなに掛からず、作業工程も多くはないものの、1つ1つの工程に気を遣うので作業時間が掛かります。 お気に入りのバッグでしたら、安易に買い替えるより、修理して長く使いたいですね。 このようなご依頼も受け付けております。 Contact Us よりご連絡ください。
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グレゴリーのショルダーバッグの裏地交換のご依頼を受けました。
裏地に使われているナイロンは、ウレタン加工されているので、加水分解が進みベトベトです。これでは愛着を持っていても、長く使い続けられません。 今回は裏地を生成りの綿オックスに交換しました。 バッグの中が見易くなるよう、明るい生成りにしました。 また、バッグ内の背胴側にポケットを追加したいという要望もお受けしました。 裏地交換で1番気を遣うのは、バッグの解き作業です。 生地を傷つけないよう、無理な力を掛けず、一目一目確認しながら糸を切り、織りネーム等も位置を確認しながら丁寧に解きます。(解く作業の前に、バッグ全体の写真を撮っておきます。) 解くだけで2時間以上かかりました。 解いたバッグを元に型紙を取るため、アイロンがけが必要になりますが、今回は生地のヨレなどの変形も無かったので、アイロンの必要はありませんでした。解いた生地を元に型紙を作製し、裏地を裁断します。 裏地にポケットを縫い付け、本体と裏地を重ねて縫えば、あとは袋にするだけです。マチ部分のたたき縫いも忘れずに入れます。 裏地を綿オックスに替えた影響のゴワゴワ感もなく、裏地の交換ができました。 材料費はそんなに掛からず、作業工程も多くはないものの、1つ1つの工程に気を遣うので作業時間が掛かります。 お気に入りのバッグでしたら、安易に買い替えるより、修理して長く使いたいですね。 このようなご依頼も受け付けております。 CONTACT US よりご連絡ください。 先日、別注のご相談をお受けしました。
PERSIMMONの18mm のバングルをナプキンリングとして(8個)使いたいとのご要望でした。 快諾させていただき、しばしメールで内容を詰め、サンプルを作る事になりました。 内径45mm ぐらいというのが大きなご要望でしたので、専用の曲げの木型を作り、その型を使い、何点かバージョン違いのサンプルを作りました。 クライアントさまのお店に伺い、お見せすると、とても気に入っていただけました。お店の雰囲気を崩さず、テーブルに置いても違和感がないのを確認できました。 糸色を商品で使用しているアイボリーから白へ、芯の長さを5mm短くするなど、細かな修正点を何点かいただき、最終サンプルを1点作り、最終のOKをいただけました。 Yさま、この度はありがとうございました。 パーシモンでは個人法人問わず、既存のバッグのリメイク、弊社商品をベースとしたセミオーダーなど、幅広く対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。 イベント用テントを収納するバッグの作製依頼をお受けしました。
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