以前、腕時計のベルトのご依頼を何件かお受けしたことがありました。しかし、ミシンの押さえや極小のポンチ等の道具が無い事や、技術的に不安なこともありお断りしてきました。
今回、父から依頼があり、親族という事と、今後の勉強の意味も込めて作ってみました。 しかし、革選びからつまずきます。ブライドルレザーが良いかと思ったのですが、コゲ茶しか在庫を持っていません。他の革を探しても柔らかめな革しかありません。また、ミシンで縫うと押さえのアタリが着いてしまいそうです。手縫いで縫えば良いのですが、、、 色々と考えましたが、結局今回はおなじみ「アリゾナ」をミシン縫製でトライしてみました。 本来はベルトを取り外し、ベルトと時計を繋ぐシャフトの代わりに同じ径のポリ芯を通しておき、裁断、コバ磨き等を進め、最後にシャフトを通して時計本体に取り付ける工程が理想ですが今回はそれができません。困った事にシャフトが取れません。なのでベルトを時計に着けたままの縫製になります。 やはりアタリが気になりますが、まずはコレでがまんしてもらいましょう。 次回は手縫いで挑戦です。
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