よく、どんな財布を使っているのか?と聞かれることがあります。 財布は、使う人のクセや習慣、素材の好みなどが直結し、中に入れる現金やカードの量なども人様々なので、どんなに気に入った財布があったとしても、その何割かは財布の仕様にユーザーが振り回されていることになると思っています。 その人にとって完璧な財布があるとしたら、それは自分で作らない限り存在しないと思います。 で、僕が使っている財布ですが、、、コレです。 普段はお尻のポケットに入れて持ち歩くため、とにかく薄く、コンパクトな財布を目指しました。 薄くするには中に入れる物を少なくすれば良いのですが、それも限界があります。では財布を根本的に薄くするには、素材の厚さを薄くする事になりますが、これも強度の面で限界があります。ではどうするか?財布の構造を単純化して、仕切りの数を減らすという考えにたどり着きました。 そのコンセプトの元に作ったのがこの財布です。お札を2つ折りにして入れるポケットと、カードを入れるポケットのみです。(小銭入れは持たないか、別持ちです※)僕はコレを右のお尻のポケットに入れてかれこれ10年ほど使い続けました。常に厚さを気にするようにしているので、ショップカード等が溜まってくると直ぐにカードの見直しをおこない、現在、常時持ち歩くのは8枚程(健康保険証、運転免許証含む)になっています。 10年も使っていたので、カードが当たる部分に穴が空いてしまい、最近作り直したのですが、基本的には全く同じ仕様です。それ程気に入っています。 今、感じている唯一のデメリットは、ちょっと高級なシチュエーションでの支払いの時、この財布を見られるのが、ほんの少し恥ずかしいところですw でも、最近では同じコンセプトの財布があちこちで見られるようになりましたので、今後もこの財布に頑張ってもらいつつ、より見栄えの良い財布を作りたいと思います。 ※ 財布を作った同じ頃自作しました小銭入れです。
財布で小銭は別持ちというのは反則かもしれませんが、最近ではSuicaやPASMOのような、現金をチャージできる便利なカードが何処でも気軽に使えるようになりましたから、反則とも言えないのではないでしょうか?
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あけましておめでとうございます。
旧年中はひとかたならぬご愛顧にあずかり、誠にありがとうございました。 本年も一層のサービス向上を目指し、誠心誠意努める覚悟でございます。 なにとぞ本年も倍旧のご支援のほどお願い申し上げます。 パーシモン合同会社 代表社員 杉山 志織 男性のお客様からフルオーダーのご依頼を受けました。
(只今、何件かのオーダーを受けておりますが、担当者の都合により仕事の進み具合が前後することもあります。申し訳ありませんが、ご了承ください。) 今使っているバッグのサイズ、デザインをほぼ踏襲させたショルダーバッグを、革で作って欲しいとのご要望です。 直接お客様とお会いし、革、ファスナー、金具、糸等の色など、細部の希望をヒアリングしながら、何を入れるのか、どんなシチュエーションで使うのか等も聞き、要望に合ったサイズ、ポケットの深さ、ファスナーの素材などを詰めていきました。 サイズを確認していただくために、ナイロンでダミーを作りましたので、確認していただきました。 本体に荷物を入れてサイズを確認したり、ポケットの位置やカブセの深さもチェックします。 本体のファスナーを金属にするか、コイルにするか迷いましたが、見た目の高級感より、荷物を出し入れする際、金属のエレメント(ムシ)が手に引っ掛かることがあるので、コイルをお勧めしました。 実際に使う革、糸、裏地、ファスナー等の色の確認も確認していただけ、いよいよ製品に進みます。 型紙の修正がほとんどなかったので、製品の作製はとてもスムーズでした。 革は「碓井」さんのモニカを使用しました。合成タンニンなのにフルベジタブルのようなコシのある風合いがあり、バッグにするとパンとハリのある仕上がりになります。 金具は真鍮ではココしかない「上白石」さんで選ばせていただきました。小さなパーツですが、他社との差は歴然としています。 1m50cm以上もあるショルダーストラップは豪快にハギ無しの1本取りです。また、革では滑ってしまうので、裏にはボンネルテープを叩きました。 カブセの固定には、磁力の強い隠しマグネを使い、見た目をスッキリさせました。 お客様に商品をお見せした時の喜んでいただいた顔が今でも忘れられません。 Nさま、この度はご依頼いただきありがとうございました。 リングノートの製本機の収納ケースを作ってみました。
本体重量が17kgもあるので、購入した時に入っていた段ボール箱のままだとそのうち破れてしまいます。そもそも、緩衝材が入った大きさなので大き過ぎます。 材料を購入したのは、近所のホームセンターで、建材用の厚さ12mmの合板1枚とキャスター4個のみ。 お店では5箇所の直線カット無料サービスがあったので、7箇所のうち2箇所のみ有料となりました。(予め裁断図面を引いておき、裁断箇所が最小になるようにしておきました) 自宅に戻り組み立てますが、はほんの30分で完成です。材料費2,000円弱でジャストサイズの収納箱が完成です。 色気がないので、後日、ステンシルでブランド名を吹き付けてみましたが、ちょっとデカかったかも? あとは、この機械を使ってリングノートのワークショップを早く開催したいです。 嬉しい事に何件かのブランドとコラボ等で声を掛けていただく事もあります。
中には、弊社の(家庭内手工業のような)少量生産のスタンスに共鳴していただき、ぜひコラボレーションをしましょうとお誘いを受けた事もありました。 当然、少量生産なので商品単価は高くなる事は先方にもご説明し、十分ご理解を得た上でサンプルを進めたのですが、いざ値段の事になるとかなり厳しい事を言われてしまいました。 結局、企画は流れてしまいましたが、、、また一つ勉強させていただけました。 何人かの方から、社名やブランド名について、その由来を聞かれたことがありました。
聞かれて気づいたのですが、近隣の方々にはお話ししましたが、一般の方々にはしっかりと説明していませんでしたので、この場で改めてご説明します、、、(まぁ、説明するほどの由来などありませんが)。 パーシモンという社名には深い意味はありません。ズバリ、最寄りの駅である小田急線の「柿生駅」の「柿」から取らせていただきました。 自転車で有名な「キャノンデール」も、会社に電話線を引いてもらうために、公衆電話から電話会社に依頼した時に、社名を考えていなかったことに気づき、その場で最寄りの駅名を社名にしたとのことです。 シンプルで、ちょっとかわいい社名ですが、最近になって、ようやく照れることもなく社名を言えるようになりました。 SYPRESS というブランド名、「サイプレス」と読んでいただきたいのですが、私の苗字である杉山の「杉」からサイプレスとつけました。 (糸)杉のサイプレスの綴りは CYPRESS ですが、頭文字の C を杉山の S に変えて SYPRESS という造語を作り、ブランド名としました。 ちなみに、商標の読み方では「サイプレス」と「シプレス」の両方で登録してあります。 社名もブランド名も深い意味はありませんが、たくさんの方に喜んでいただける商品を作り続けていける会社にしたいと思っています。 今日は反省すべき点がありましたので、この場をお借りしてご迷惑をお掛けしてしまった方々にお詫びを申し上げさせていただきます。
ご注文を頂き、直ぐにご入金をしていただいたにもかかわらず、数日間も気づかず商品のを遅配してしまいました。 以前はご入金をしていただくと、銀行から通知メールが届くのですが、今回は何故かメールが無く、複数の方のご入金に気づくのが遅れてしまいました。 気にはしていたのですが、しっかりと確認するまでの行動を取らなかった自分の不手際です。 今後は二度とこのようなミスの無いよう、細心の注意をはらうよう努めていきます。 どうか今後とも変わらぬお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。 弊社の表札がやっとできました。
柿の木の板にレーザー彫刻していただきました。 当初は自分で彫るつもりでしたが、柿の木はゴルフのヘッドに使われるほど硬いそうなので、細部もシャープに彫刻できるレーザー彫刻にしました。 このレーザー加工機、革なども裁断出来るので、抜き型やクリッカーが要らず、断面の「焦げ」さえ気にしなければ何かと便利なのですが、さすがに高価な機械なので手が出ません(でも欲しい、、、)。 今回は都内の某ショップにて、データ変換とレーザー彫刻をお願いしました。 これだけ立派な表札が板と加工費合わせて数千円で出来てしまうのですから、とても満足しています。 これで、宅配便のお兄さんに、社名が分からなくてご迷惑かけなくて済みそうです。 ちなみに、あまりご存知ないと思いますが、弊社名は「パーシモン合同会社」と申します。 今後ともよろしくお願いします。 あけましておめでとうございます。
パーシモン合同会社は絶賛営業中でございます。 今年は実用的な新型を追加し、ストックも増やしておくように努力していきたいと思っています。 今年もSYPRESS の商品をよろしくお願いします。 勝手ながら、12月28日から1月4日まで休業とさせていただきます。
メールでのお問い合わせ等のご返答も、1月5日以降となりますのでご了承ください。 HP立ち上げからまだ1ヶ月ですが、たくさんの方々にお買い上げいただきありがとうございました。 来年はより一層商品を充実させていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。 |
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