モンキースパナに革を巻いてみました。
革は2mmのオイルヌメ。使っていくうちにシミなどが良い感じでわかる様に、黒ではなく敢えて茶色を選びました。 革を巻くグリップ部分は微妙にテーパーがかかっていますが、直線なので意外と簡単です。型紙は取らず、現物で帳尻を合わせました。 リリースして再利用できるタイラップはこういう時にも便利です。 冷たく無機質な金属工具も、アジや愛着が感じられるようになりました。 40分ぐらいで出来たので、もう1本も革巻きにチャレンジします。 モンキーレンチのアゴのサイズを調整するために回す部分を「ウォーム」と言うそうで、そのウォームギリギリまで革で包んでみました。左右対称でなく、ウォームも斜めに付いているので、取った型紙3枚以上、革でのテスト3回以上。覚悟はしていましたが、想像以上に手間がかかりました。 出来上がったレンチは、ウォームに向かって革部分が片側だけ1cmほど伸び、縫い目が少しカーブしています。 一応目指した事はできました。が、前回のレンチと比べても、見た目の変化ががあまり感じられません。 しかも、ウォームを操作する事を考え、縫い目を前回と反対側にしたにもかかわらず、ウォームとの距離が近すぎ、革の厚みが邪魔で回しづらくなってしまいました。 やってみなければわからないことはたくさんありますね。
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